井戸水と Back To The Future

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TL;DR

私を紹介する上で、Back To The Future (以下 BTTF) のことはどうしても避けることはできないと思ったため、私と BTTF の関係性を解説する。

BTTF に興味を持った経緯

小学生の頃、家族と USJ に行った。帰宅後、映画好きでかなりの本数の DVD を所有している父親に、原作をいくつか観せてもらった。その中に BTTF があり、どハマリした。

その後繰り返しBTTFを観た。何度も観たが飽きなかった。むしろ引き込まれていった。年パスを買ってもらったため、今はなき Back To The Future: The Ride / バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド にもよく乗りに行った。

映画のストーリーはさることながら、その音楽にもハマった。今まで音楽に興味がなかった自分が、初めて興味を持ったのが映画音楽だった。

小学校を卒業する頃にはあまりの BTTF 愛に家族や友人に呆れられていた。しかし私は気にしなかった。(別に害悪オタクをやっていたわけではない)

興味を持ち、そして…

BTTF の影響で、理系関係の物事に興味を持った。小学生の頃は、タイトルは忘れてしまったが、学校にあった子供向けの科学雑誌を読み漁った。お気に入りは、博士(教授?)と助手(?)が話すマンガである。特にタイムマシンの回は何度も読んだ。その他に「キロキロとヘクトデカけたメートルがデシにおわれてセンチミリミリ」の話があったのを覚えている (誰かこの雑誌覚えている人いませんか)。

また、大阪のロボット会社(確かヴイストン)主催のライントレースロボットの制作イベントや、ロボカップの観戦、 JAXA の宇宙ロボット関連のイベント等に参加した。将来は JAXA で宇宙ロボットを開発できるような人になろう…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

小学校高学年~中学の頃には、PC を自作できることを知り、PC に興味を持ち始めた。当時あまりお金がなかった私は「中古パーツで組み立てる1万円自作パソコン」シリーズを読み、一時期本気で自作の計画をしていた。結局自作計画は頓挫したのだが、自作関係の情報を色々集めていくうちに、どんどん PC への好奇心が湧いていった。新しいもの好きの祖父の影響で、幼稚園~小学校低学年の頃には PC の操作方法を一通りマスターしてはいたが、PC に惹かれたのは自作できることを知った時が初めてであった。

また、スマートフォンに興味を持ち始めたのもこの頃だった。単純にスマートフォンが欲しいと思ったのではなく、好奇心が湧いたのである。自分が初めて興味を持ったのは、Windows Phone IS12T だった。今考えるとなぜ中学生が初めて興味を持ったのが Android や iOS ではなく Windows Phone だったのかは疑問だが (たしかその時はなぜか Microsoft が好きだったような気がする)、とにかく近所の au ショップから届いた IS12T のチラシを見てなぜか興奮し、保存していた (今はどこかに行ってしまったが)。

BTTF の劇伴に興味を持ったことから始まる音楽の趣味は、現在はオーディオの趣味にも発展した。オーディオをやるのは、ある意味 BTTF の曲をよりいい音で聴くためという側面もある。もちろん BTTF 以外にも好きな曲はたくさんあるのだが、オーディオ機器を試聴するときは必ず BTTF のサントラを一つの基準にしている。

このようにして、今まで理系関係の物事や音楽に興味がなかった自分が、BTTF を観たことにより、それらのものに触れ、興味を示すようになった。理系への興味は、その対象を変えながらも現在へと受け継がれていき、今は大学の情報系の学部に所属している。将来は、情報系の分野で生きていくつもりである。(追記: 無事大学を卒業し IT 系の企業に就職しました。)

とにかく BTTF が井戸水をこんな人間にしたと言っても過言ではないほど、強い影響を受けた。今まで触れてきた作品の中で、これほどまでに人生に強い影響を与えたものはBTTFだけである。故に BTTF は人生。異論は認めない。

こんな駄文長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。See you in the future!


井戸水

ガジェットやオーディオビジュアルが好きな人。モバイル機器における空間オーディオなどを調査しています。

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